GREとは?
GREは、主にアメリカやカナダの大学院出願で利用される試験です。
コロナ禍以降は必須でない場合もありますが、文系→理系の出願においては基礎数学力の証明として有効で、奨学金申請で求められることもあります。
似た試験にGMATがありますが、GMATの方が数学(Quant)の難度が高いとされていたで、私はGREを選びました。
しかし、かなりのスピードと正確性が求められます。
元々の英語力・数学力
英語:TOEFLで100点を取得してからGRE対策を始めました。
数学:中学受験経験はありません。中学生の頃は好きだったのですが、高校では数学の授業をほとんど聞いておらず、ほぼ全部赤点でした。
受験と結果


- 1〜4回目:目標 数学(Quant)=170点で、数学のみ学習しました。
- スコア未提出で出願したところ不合格で、志望校のadmissionsに相談したところ、Verbalもいいスコアとった方がいいとの助言をもらいました。
- QuantとVerbalを約2か月準備し、5回目を受験しました。
- Writingは一切勉強していません。
学習方法 初期段階(〜Q165)
取り組んだ教材と回し方は次のとおりです。
Jamth のGRE教材:約10周しました。
GRE Prep / Official Guide / Official Practice Questions / Manhattan 5lb / Magoosh:各1周+間違いを約2周しました。
Big Book:約9割を解きました。
この方法ではQ165が壁でした。
「2週間で170」という体験談を見て楽観視していたため、長期化してメンタル面がきつかったです。私と同様中学受験経験のない私文の方は、長期戦を想定しておくと安心だと思います。
学習方法 5回目受験前
Quant
伸び悩みの原因を言語化しました。
- 応用問題ばかり解いて「できた気」になる現実逃避をしていました。
- ケアレスミスの再発(計算・読み違い・単位や条件の見落とし)が多発していました。
- 時間不足について分析した結果、暗算と割り算引き算の不正確さ、いわゆるナンバーセンス不足がありました。
ここからの方針は次の3点です。
- 基礎の作り直し(計算速度)
- ミスの可視化と分類(Googleドキュメントで**“ミスノート”**を作成)
- 反復と意識化(同じ問題集を3周、解く前に落とし穴を意識してから着手)
具体的な取り組みは以下のとおりです。
“ケアレスミス”の具体化:
- どこで(設問条件/式変形/計算)
- なぜ(時間圧/思い込み/表の読み違い)
- 再発防止策(チェックリスト化/途中式のフォーマット固定)
ミスメモ(Googleドキュメント):
- 問題のスクリーンショットを貼り、当日の夜と週末に復習(再解法+頭の中で手順説明)をしました。
教材
- Official系(OG / OPQ):試験の傾向を把握しやすく、必須レベルです。
- GRE Prep :値段が高いですが、公式問題で形式も本番同様なのでお勧めです。
- Manhattan 5lb:問題量を確保でき、ミス分類と併用すると効果的でした。
- Magoosh:動画は、ナンバーセンスの土台づくりに有効でした。また問題集も、進捗を管理しやすく達成感があります。
- Big Book:量は多い一方で、現行フォーマットとのズレに注意が必要だと感じました(使うなら基礎の型確認用途がおすすめです)。また、解説もない点にも注意が必要です。
- KPlan GRE Prep:本の大きさの割に問題が少なく、形式も違うのであまりお勧めはしません。理解度のチェックには役立ちました。
- 小五計算練習 800題: 多くの記事で紹介されていたので利用しましたが、効果があまり感じられず、1/3くらいで辞めました。
- GregMat: 私は使いませんでしたが、Redditで評判が良かったので、試すのもアリかもしれません。
Verbal
Affinityのzoom授業(Verbal戦略クラス) を受講しました。
単語については、GregMatの画像付き単語帳の Quizlet で学習しました。
反省点
Quantに関しては、早い段階から、基礎づくりを重視し、小さなミスを潰す努力をしていれば、時間とお金を大幅に節約できたはずです。 GRE講師の方が、小学五年生の計算問題で基礎力を鍛えるよう勧めたところ、受講生が泣いてしまった、という記事を読んでいたので、基礎の重要性は理解しているつもりでしたが、振り返るとその重要性の認識はまだ甘かったのだと思います。
Verbalに関しては、TOEFLの反省を活かし、戦略的な問題の解き方をプロから学ぶことを判断できたのはよかったです。 Affinityの授業にはとてもお世話になりました。とてもおすすめです。

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